フレンド助産院開院の思い


 人の役に立ちたいと思い看護学校に入学、実習で終末期の患者様を受け持ち、ケアの難しさを知り、まず消化器内科で勤務し、癌患者様を中心に看護を行ってきました。その中で、命について考える機会が多く、自分自身の看護について考えたとき、生命の尊さについてさらに勉強が必要であると考えました。
 そこで産科病棟への配属希望をしました。
 産科では助けなければいけない命が母子2つであり、自分自身が考えていたよりも、より的確で細やかな看護が必要であることを知り、より確実な知識と技術の習得を目指し助産師国家資格を取得しました。
 助産師になり、はじめの病院自体は総合病院であり、リスクを持ち合わせた妊婦さん、お母さんが多く、退院後のフォローは、病院では難しく地域との連携が必要である事を知りました。
 主人の転勤で長崎、島根に転居し、クリニック、助産院のある病院で働き、妊産褥婦さんに寄り添い継続したケアについて学び取り組んできました。
その土地土地で、素晴らしいスタッフに出会い、はじめての土地でも充実した毎日を過ごすことができました。
 自分自身が妊娠をし、子育てをし、
高槻に転居してきて、いろんな人がいろんな形でサポートしてくれました。
自分のためにだけではなく、子供にとっても地域の繋がりが大事だと学びました。
そして私も恩返し、動かないといけないと思い、
長女が保育園に受かり、働き方を考えだしたのがタイミング。
私のちっぽけな手が誰かのお役に立てるなら。
そんな思いで、フレンド助産院開業します。

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